『日本神話への誘い』ツーリング   

京都の石清水八幡宮で行われた浅野温子さんの5月2日の語り舞台『日本神話への誘い』を鑑賞するために出かけました。

5月1日の朝5時に大船の自宅を出発。
四日市までのルートは4月に伊勢参りをしたときとほぼ同じ。

前日から両足の膝に少し痛みがありましたが休養は十分。
元気よく出発しました。
箱根から三島に下ったあたりまでの走行アベレージはお伊勢さんのときとほぼ同じ。
休憩が1回少なかったために、所要時間は30分ほど短縮できたので、まあまあ好調な滑り出し。
京都までの道のりは約480kmと伊勢神宮よりも30kmほど遠いですが、調子が良ければ24時間以内に到着するのではないかと思い、膝が痛いのも忘れて飛ばしました。
休憩のときにマッサージやアイシングをしたおかげか、清水あたりまで行ったときには膝の痛みも収まり、道も間違えずに静岡あたりまで。
調子がいいと感じるわりにはアベレージが上がらないことに気付く。
前回よりも2km/hほど遅い。
所要時間はほぼ同じだったので、深く考えずに昼食を早めに切り上げて西へ。

焼津の手前に小さな峠があるものの、しばらくはほぼ平坦な道。
休憩を少なめ&短めにしてグングン進もうとしましたが、どうにもこうにも前に進む感じがしない。
そんなのときに目に入ったのが真横に泳ぐ鯉のぼり。
視覚と三半規管は道路が平坦だと感じているのに、ゆるい上り坂を上っているようなスピードしか出ないのは、向かい風のせいでした。
焼津から御前崎までの間は遠州灘からの風がほぼ真正面から吹き付けていたので、30km/hで走っているつもりなのに20km/hしか出てない、という状態。
大井川に差し掛かったころには、バテて座り込んでしまいました。
たぶんこんな顔(・へ;)だったかも。
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結局、豊橋あたりまでず〜〜〜〜っと向かい風。
120km以上も向かい風の中を走ったのは初めて。
面食らいました。

豊橋のあたりで同じ方向に進むロードバイクを発見。
赤信号で止まったときに挨拶をして話しかけると、晩ご飯がまだだというので、近くのファミレスで一緒に食べることになりました。
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SPECIALIZEDのルーベに乗る彼は、ゴールデンウィークに名古屋の実家に帰るところ。
晩ご飯を食べながら自転車談義に花を咲かせました。

夕食が長めの休憩になったので、向かい風でバテた体も元気を取り戻し、名古屋までは絶好調。
岡崎を過ぎるとトラックが増えてきて、国道1号線を自転車で走るのは恐怖です。
ほとんどのトラッカーは追い抜く時に大きく右車線側に避けてくれたり、スピードを落としてくれるんですが、中には50cm横を80km/hぐらいで追い抜いて行くトラックもちらほら。
なんとかならないかなぁ。

道も間違えずに順調に名古屋を通過しましたが、前回と同様にお尻が痛み出す。
前回は400km地点でしたが、今回は350km地点でした。
痛くてサドルに座れないので、ここからはずっと立ち漕ぎ。
そしてサイコンの距離計が380kmを表示したときに力つきました。
道ばたに横になって疲れが取れるのを待っている間に朝の5時を迎え、寒さに我慢ができずに近くのファミレスに飛び込む。
100kmを残してリタイヤです。

悔しかったけれど、立ち漕ぎで100kmを走るのは無理だと思い諦めました。
諦めたと言っても『日本神話への誘い』はどうしても観たい。
幸い数kmのところに近鉄の駅があったので、近所のコンビニでゴミ袋を買って輪行で京都まで行くことにしました。
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前後のホイールを外して、突起物や脂で汚れた部分をゴミ袋で覆い、ホイールもゴミ袋で包む。
JRだとホイールはむき出しでも何も言われないようですが、私鉄の場合はホイールもカバーするように言われることが多いようです。
初めてのゴミ袋輪行が経験できたのはマルです!

近鉄の特急を2回乗り換えて京都に着いたのは9時。
ゴールデンウィークの人出でごった返す京都駅の中を、四日市市指定ゴミ袋でカバーした自転車を持って歩くのはかなり恥ずかしい。

京都駅の隣りの駅で京阪電車に乗り換えて、石清水八幡宮がある八幡市で降りて昼食。
この親子丼は絶品でした。
今までに食べた親子丼の中でも最高の美味さ。
2杯食べたくなるほど!
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石清水八幡宮は山の上にあって、そこまでの道は激坂です。
この頃になると寝不足からくる疲れで元気もなくヘロヘロになりながら坂を上りました。
八幡宮についてすぐに当日券を手に入れ、冷たいお茶を飲んで、木陰に横になって昼寝。
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COLNAGO Masterも同じように木陰で横になって昼寝です。
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語り舞台は感動しましたよ。
パーカッションとバイオリンが奏でるBGMが、鬼気迫る浅野さんの語りと絡み合う。
演目は『ヤマタのおろち 〜スサノオの悔恨と成長〜』と『はちまんさま』。
子供のころ絵本で読んだ『ヤマタのおろち』。
すごく好きな物語でした。
最近の子供はあまり読む機会がないみたいですが、浅野さんが「私たち日本人は、何に怒り、何に哀しみ、何に喜んできたのか。神話を通して、日本人ならではの情を伝えていければ」と言うように、子供たちには古事記にある数々のドラマを読んで欲しいと思います。
親子や兄弟の情愛とスペクタクルに満ちた日本の物語。
もし読んだことがないなら、是非読んでみてください。
今年は東京の松陰神社でも公演があります。
詳しくは
こちら(http://kataributai-nihonshinwa.com/info/info_01.html)を

19時頃に公演が終わり、京都に住むバイク友達のライスくんに会いに京都駅へ。
当初の計画では、公演が終わり夕食を済ませたらトンボ帰りする予定でしたが、とてもじゃないがお尻が痛くて走れそうにないので諦めました。

四日市から電車に乗るときには持って行ったジーパンに履き替えたんですが、ジーパンだとお尻が痛くない。
前回の伊勢同様、アソスのビブショーツをはいて行きました。
伊勢のときはサドルが前傾になっていたのが良くないと思って、帰りにサドルを調整したらお尻の痛みが我慢できたので、サドルのせいだと思っていましたが、どうも痛みの原因はアソスのパッドみたい。
以前、福島に行ったときも擦れて脚の付け根が痛くなりましたが、痛みが出たときはいつもアソスでした。
アソスのパッドが合わないのかもしれません。

石清水八幡宮から京都まで1時間くらいかかると聞いていましたが、ジーパンで走り出すとお尻の痛みがまったく気にならず、いいペースで走れる。
たぶん45分くらいで着いたと思います。

京都タワーの下でライスくんと待ち合わせをして、ライスくんに案内されて彼の自宅近くにある雰囲気のいいカフェみたいなお店でビールやカクテルを飲む。
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23時過ぎまで飲みながらおしゃべりをし、その後、ライスくんのアパートに泊めてもらう。
一日の疲れがどっと出て、床に入るとすぐに爆睡。
気持ち良かった。
ここまでの走行距離は404kmでした。

5月3日の朝。
6時半起床。
ライスくんは仕事なので、アパート前で別れ一人京都駅に向かう。
さっさと輪行して帰ろうと思っていましたが、京都駅に着いたときに気が変わる。
走り足りない。

京都まで来たんだから、せめて琵琶湖ぐらいは見て行こうと、比叡山側から琵琶湖に出て少し琵琶湖を眺めて、大津から国道1号を東へ。
どうせだから米原あたりまで走ってみようと思い国道1号から国道8号へ。
で、やっぱり、もう一度琵琶湖を見たいと思って、安土で国道8号を左折して琵琶湖へ。
この辺りは田んぼがたくさんあって、なんとも言えない雰囲気。
子供のころは家の周りにたくさん田んぼがあったので、田んぼを見ると懐かしい気持ちになります。
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天気は薄曇りで、琵琶湖の景色はあまり良くなかった。
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写真を撮った場所で、京都から自転車でやってきたという年配の女性とおしゃべり。
琵琶湖は北側と南側で湖の表情がだいぶ違うという。
いずれ琵琶湖は1周しないといけないですね。
いつ行こうかな?
自走で行くとすると往復800kmで琵琶湖1周が200km。
3日あればなんとかなるか・・・・

帰りが遅くなると困るので、自転車の女性にお別れを言い米原駅へ。
上りの新幹線『こだま』は絶対に空いてると思っていました。
大当たり!
しかも車両は新しいタイプで快適。
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3列シートを一人で使い、シートの後ろのスペースに自転車が置ける。
東海道新幹線で輪行するときは、空いていることが多い『こだま』に限ります。
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16:28の『こだま』に乗り、19:00過ぎに小田原で降りる。
小田原城を見ると、大船の自宅まで40kmあるのに、もう家に着いたような気分になります。
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新幹線の中で休めたおかげで元気いっぱい。
国府津で取った20分の休憩時間を含めて、自宅まで1時間55分。
所要時間で見れば、ほぼこれまでの最速タイム。
気分よく走れました。

この日の走行は179km。
トータルで583kmの京都への旅。
当初予定していた内容に比べると物足りない感じではありますが、一番の目的である『日本神話への誘い』を鑑賞することができた。
いい旅でした。
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by kazz12211 | 2009-05-04 00:17 | 自転車

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